
「実は脳は、失恋した時の痛みと、骨折した時の痛みを、とてもよく似た場所で処理していることが分かっています。
心理学ではこれを『ソーシャルペイン』、つまり社会的な痛みと呼びます。
昔の人間は、一人で生きていくことができませんでした。
仲間から追い出されることは、命の危険を意味していたんです。
そのため脳は、
『嫌われた』
『無視された』
『仲間外れにされた』
という出来事を、身体のケガと同じくらい危険なものとして認識します。
だから人間関係で悩んだ時に、
胃が痛くなったり、
肩がこったり、
眠れなくなったり、
動悸がしたりするんです。
これはあなたが弱いからではありません。
脳があなたを守ろうとしている正常な反応なんです。
もし今、人間関係で疲れているなら、
頑張る前にまず神経を休ませてください。
心が休まると、自律神経も少しずつ整っていきます。」