「食事を減らしているのに体重が落ちない」
「運動しているのに成果が出ない」
そんな経験はありませんか?

この“なぜか痩せない状態”には、実は 「モナリザ症候群」 という名前がついています。
モナリザ症候群は “Most Obesities kNown Are Low In Sympathetic Activity” の頭文字を取ったもの。
つまり、ほとんどの肥満は交感神経の活動低下と関係しているという意味です。

自律神経と代謝の深い関係

私たちの体は 自律神経(交感神経・副交感神経) によってエネルギーの消費や体温調節が管理されています。

交感神経が優位なとき
→ 代謝が活発になり、脂肪が燃焼しやすい

副交感神経が優位なとき
→ 体はリラックスモード、代謝は低下

しかし、ストレス・睡眠不足・過度な食事制限などで自律神経のバランスが崩れると、
交感神経の働きが鈍り、基礎代謝が落ちやすくなります。
これが「食べていないのに痩せない」原因のひとつです。

モナリザ症候群チェックリスト

以下に当てはまる人は要注意です。

✅ 食事を減らしても体重が落ちにくい
✅ 朝が苦手、起きるのがつらい
✅ 手足が冷えやすい
✅ ストレスが多く、イライラしがち
✅ 運動するとすぐ疲れる

これらはすべて、自律神経の乱れによる代謝低下のサインかもしれません。

どうやって自律神経を整える?

モナリザ症候群の改善には、自律神経ケアが欠かせません。

💡 簡単セルフケア3選
1️⃣ 朝起きたらカーテンを開けて太陽光を浴びる(交感神経スイッチON)
2️⃣ 食事は3食しっかりとり、過度な制限はNG
3️⃣ 夜はぬるめのお風呂でリラックス(副交感神経に切り替え)

これにより、交感神経と副交感神経のバランスが整い、代謝が自然とアップします。

体重が減らない理由は、単なる「食べ過ぎ・運動不足」ではないかもしれません。
モナリザ症候群=自律神経の乱れに気づき、日常生活から整えていくことがダイエット成功の近道です。

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