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「喫煙は、自律神経機能だけでなく、炎症応答にも影響します。
ニコチンは交感神経を持続的に刺激し、
アドレナリン分泌を亢進。
その結果、HRVは低下し、迷走神経トーンは抑制されます。
迷走神経は本来、
“コリン作動性抗炎症経路”を介して炎症を制御します。
しかし迷走神経トーンが低下すると、
IL-6やTNF-αといった炎症性サイトカインが上昇しやすくなります。
つまり喫煙は、
神経バランスの乱れと慢性炎症を同時に進行させる因子です。
症状を見るのではなく、
神経トーンと炎症状態を評価する視点が、
これからの臨床には不可欠です。」